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目的のある人生

目的のある人生

最初に述べたように,聖書は宗教の本としてよく知られています。多くの人は聖書の教えに従うことで,神様を身近に感じ,目的のある人生を送れるようになりました。

聖書中の「神に導かれ[る]」という表現は,人生に対する見方や態度を指しています。(ユダ 18,19)欲望のままに生きる人は自分の考えに頼りますが,神様を意識して生きる人はより広い視野で物事を考えます。(エフェソス 5:1

希望

聖書の言葉: 「苦難の時に落胆するなら,力が失われる」。格言 24:10

意味: 落胆は生活上の問題に取り組む力を奪ってしまいます。一方で,希望は前進し続ける力となります。今経験している問題はいずれなくなります。将来,何かの糧になることさえあります。そのことを知ると,ほっとしませんか。

どうすればいいか: 前向きに考えてみましょう。起きるかもしれないことを心配したり,状況が完全に整うのを待ったりするのではなく,目標に向かって踏み出しましょう。もちろん,「思いも寄らない」出来事に遭う場合もあります。(伝道 9:11)でも実際には,自分の予想よりも良い方向に向かうことがよくあります。聖書は農業の例えを用いてこう述べています。「朝に種をまき,夕方になるまで手を休めてはならない。あなたは,どの種が育つか,これかそれか,あるいは両方なのかを知らないからだ」。(伝道 11:6

人生の大切な質問の答え

聖書の言葉: 「理解力を与えてください。……あなたの言葉は真理そのもの」。詩編 119:144,160

意味: 聖書は誰もが抱く疑問に答えています。例えば,次のような疑問です。

  • 人はなぜ存在しているのか

  • 人が苦しむのはなぜか

  • 人は死ぬとどこへ行くのか

  • 人生は一度きりなのか

世界中の人々がこのような疑問に対する聖書の答えを調べて,より満足のいく人生を送っています。

どうすればいいか: 聖書の教えを自分で調べてみましょう。聖書の内容についてエホバの証人に尋ねてください。ウェブサイトjw.orgで調べたり,エホバの証人の集会に出席したりすることもできます。どちらも無料で,一般に公開されています。

プラスになる聖書の言葉

jw.orgで「聖書を学ぶべきなのはなぜですか」というビデオをご覧ください。880以上の言語で利用できます。

神様の導きが必要であることを知る

「神の導きが必要であることを自覚している人たちは幸福です」。マタイ 5:3

聖書から神様についてもっと学ぶ

「神に近づいてください。そうすれば,神は近づいてくださいます」。ヤコブ 4:8

聖書を読んでじっくり考える

「その人はエホバ *の律法を喜び,昼も夜も思い巡らす。……行うことは全て成功する」。詩編 1:2,3,脚注

^ 23節 エホバとは,聖書に出てくる神様の名前です。